こちらは札幌サポーター有志一同が自主的に制作して配布をしているチラシのデータ格納用サイトです。
チラシは試合会場やCスペース他各所に設置させていただいていますが、足を運ぶ機会のない方でもダウンロードして個人で印刷して配布出来るように、新しいチラシが出来次第随時更新していく予定です。PDFとJPGの両方を用意しておりますので、どちらか都合のいいほうをご自由にお使いください。
なぜこのようなチラシを発行するに至ったかを、少しお話させていただきたいと思います。
昨年札幌はせっかく6年ぶりのJ1昇格を果たしながら、僅か1年で降格することになってしまいました。降格の決まった柏戦のあと、色々なことがあり、また、色々な想いがそれぞれの胸に宿っていました。クラブの対応、選手の態度、それから自分達を含めたサポーター自身の意識。どれをとっても、「本当にこのままでいいんだろうか」と疑わざるを得ないものばかりでした。
柏戦のあと、村野前GMは私達に確かにこのように言いました、「コンサドーレはあなたたちのチームなんです」と。
私達はそれをわかっているつもりでした。俺達の札幌、と歌ってもいます。
けれども私達の多くは、自分達のチームだ、とうたいながら、時々都合良く「客の顔」をしました。サポーター自らでも出来るようなことを、「それはクラブの仕事だから」「クラブが動いてくれないから」と、もっともらしい理由をつけて、自分達以外の誰かがやってくれることを期待していました。
そして昨年11月の浦和戦を前にした、応援自粛に関する話し合いの会。
そこに参加されたひとりの方が、こんなことを話されました。「J1に昇格して、自分達のチームが一番予算がないチームなんだということは皆わかっていた。だけどその予算を少しでも広げるために、たとえば動員を増やす、スタジアムにもっと人に来てもらうために、僕達は何か努力をしただろうか。自分達に出来ることはもっとあったはずなのに、ただスタジアムに行って応援をして、それだけ---好きなことだけやって終わってしまっていたんじゃないか。」
今回このチラシの発案者であるU君が、札幌サポーターではないサポーターの方と話をする機会があって、「こっちから呼びかけないとクラブはポスティングもしない」と嘆いたところ、相手の方はこのように言われたそうです。
「そんなの自分らで用意して勝手にやれよ、なんでもクラブに頼るなよ、お前らのクラブなんだろ」。
集客用のフリーペーパーを作りたい、自主的にポスティングしたい、と持ちかけられたのが昨年の暮れ。
そこから何度か集まって話し合いを進め、実際にチラシを作って印刷配布、今こうしてHPも作っているわけですが、集まったり、話し合いをしたり、記事を書いたり、クラブと交渉したり、デザインしたり、校正したり、それからそれを配ったり---それは(集まったメンバーにとって)特殊な、また新たな技術ではありませんでした。
「出来なかったことが出来るようになった」のではなく「やらなかったことをやるようになった」だけにすぎなかったのです。
札幌はご存知のように、親会社の後ろ盾のないクラブです。市民クラブ、と言って差し支えないでしょう。
であれば、市民である私達は、愛する(そして貧乏な)クラブの為にもっとたくさんのものを持ち寄っていいはずです。(市民というのはここでは単純に札幌市に住んでいるという意味ではなく、「心が札幌に住んでいる」人すべてを指します)
クラブにおまかせ、誰かにおまかせ、ではなく、自分自身に出せるものを、遠くから近くから、高価なもの安価なもの、大きなもの小さなもの、形になるものならないもの、遠慮なんかせずに、出し惜しみせずにありったけのものを。私達が持ち寄れるものは、きっと私達が思うよりずっと多くあると思うのです。
自分達の持ち寄ったもので、このクラブを豊かなものにする。
それは、チームがJ1だろうとJ2だろうと、勝とうと負けようと、いわゆる「クラブを強くする」こととは別建てで、このクラブを愛する人達がそれぞれの立場で粛々と営んでいくべきことなのではないかと 今は思い至っています。
このチラシは、作られただけでは単なる紙きれです。本来の役割を果たすためには、たくさんの人達の賛同なしには成り立ちません。
あなたが足を運んでくれなければ、あなたがプリントアウトしてくれなければ、誰かの元に届けてくれなければ、新しいお客さんを勧誘するために配ってくれなければ、私達はただチラシを作ったというだけで終わってしまうのですから。
内容に関しては今後少しづつグレードアップさせていきたいと考えておりますので、これからもお付き合いいただければと思います。
この計画に命を吹き込んでくださるあなたの協力に心から感謝します。
2009年3月 作成チーム一同(この項文責:S田)